明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え、会員の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年は、感染防止の行動規制も緩和されて、各種のイベントが再開されましたが、電友会でも、総会やOB・OG交流会を4年ぶりに開催する事ができました。久しぶりに会う方々が笑顔で歓談されるなど、楽しまれた様です。
1.新入会員の勧奨!
今年度も、入会勧奨のツールとして2千円のクオカードを贈呈することにしましたが、その効果か7名の方に入会いただきました。
NTTグループ各社に働いている方も準会員として入会出来ますので、お知り合いの方へ入会の呼びかけをお願いします。
2.サークルの参加者を増やしたい!
サークルの例会等には、電友会の会員及び準会員の他に、会員の家族、現役、その他の方が参加出来ます。
助成金の対象は、電友会の会員及び準会員となりますが、活動の活性化には、会員の家族や現役の参加は大歓迎です。
事務局へ報告いただいた、サークルの会員名簿などから見ると、「蕎麦を楽しむ会」では例会開催場所のご近所の方、「麻雀サークル」では現役の方、しのぶゴルフ倶楽部」では会員の家族の方が参加されています。
サークルへの「お試し参加」を含め、多くの方に声を掛けていただくようお願いします。
3.長寿への考え方や暮らし方!
三春町にお住まいの、僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久さんのエッセイに「僧侶が長生きするワケ」が有ります。以前見た”職業別寿命”で「僧侶が長寿の第1位」になっていて、その理由を玄侑さん自ら次の様に分析されています。
①僧侶の主な仕事であるお経、座禅、念仏などの効果によるもの
中公新書「ゾウの時間 ネズミの時間」によるとあらゆる動物は5億回の呼吸を終えると大体死ぬそうだが、僧侶の大事な日課であるお経、座禅などは呼吸数が非常に少なくてすむ。
②「動く仕事」と「動かない仕事」のバランスが良く取れている
③ストレスを引きずらない
「怒り・悲しみ・憂い・思い」、こうした感情を数多くの葬儀に出ることや座禅、瞑想体験等によって引きずらない能力に長けている。
④「楽しさ・リラックス」を目指す思考法
「苦」の反対語は「幸せ」ではなく「楽」である。「幸せ」は「お金・長寿・愛情」などに左右され、求めてもきりがない。常に目標が上方修正され「幸せ」を感じ取る暇がない。
一方「楽」というのは「安楽な状態」で分かるように身体状況を伴い「足るを知る」という感情面での基盤も重要となるので限度がある。
そして、僧侶は年をとるほどに深い「楽」を味わい、最も円熟するのは、死ぬ間際なのだと思考している。
以上、僧侶が長生きするのは、主にこの4点の理由によるものだと指摘しています。
「幸せ」と「楽」との違いは、流石に僧侶ならではの独自の視点と思いました。
最後になりますが、皆様の益々のご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とします。
電友会だより 第59号 より (令和6年1月1日 発行)
謹賀新年