年頭のご挨拶

 NTT東日本 理事
福島支店長 山貫 昭子
新年あけましておめでとうございます。

 福島地区電友会の皆様には、日頃よりNTTグループの事業運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年は台風19号とその後の大雨により、福島県内でも多大な被害が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 台風19号は福島エリアの通信サービスにも大きな影響を与え、NTTビルのバッテリー枯渇や浸水、ケーブルの破断、お客様宅内機器水没等により、サービス中断や多くの故障が発生しました。NTT福島グループでは、全国からの支援をいただきながら、設備・営業、グループ会社・協力会社等が総力で復旧とお客様対応にあたり、想定以上のスピードで回復を果たすことができました。福島グループが積み重ね、磨き上げてきた「つなぐ力」の強さを実感するとともに、諸先輩の長きにわたるご尽力にあらためて感謝申し上げます。  

 昨年7月1日、NTT東日本は発足20年という節目を迎えました。また、同じく昨年7月に東日本の光回線が1200万契約を突破しました。「通信をつなぎ続ける」という基本のミッションは変わらずありつつ、この20年の間にICTの技術も市場環境も大きく変化し、事業の内容も変わっています。
 県内でも、Wi-Fi・クラウド・サポートに加え、IoT・AI・RPAなど最先端サービスのご利用も増えてきています。今後も「地域とともに歩むICTソリューション企業」としてICTとグループの総合力で地域の課題を解決し、地域活性化に貢献できるよう取り組みを進めてまいりますので、皆様の一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

 さて、いよいよ今年、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。3月26日にJヴィレッジからスタートするオリンピック聖火リレーを皮切りに、開会後は野球、ソフトボール競技が福島市で実施されます。NTT福島グループも、大会を支える通信サービスをしっかり提供しながら、地域の皆様とともに盛り上げてまいります。聖火リレーは3日間にわたり福島県内を巡り、毎日の到着地点ではイベントも開催されますので、電友会の皆様にもぜひ沿道や会場に足をお運びいただき、応援し、楽しんでいただきたいと思います。  

 結びに、福島地区電友会の益々のご発展と会員の皆様のご健康・ご多幸を心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。