年頭のご挨拶

 NTT東日本 理 事
福島支店長 山口 圭介
 明けましておめでとうございます。
 福島地区電友会の皆様には、日頃よりNTT福島グループの事業運営や「青葉学園への募金」などボランティア活動に関しましても、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年は大阪府北部地震、北海道胆振東部地震、各地で相次いだ台風被害など、災害が非常に多い年でした。NTT福島グループにおいても、技術者やポータブル衛星車、特設公衆電話、移動電源車を被災地に派遣するなど、グループ全体で様々な支援を行ってまいりました。そして、福島県様をはじめ、多くの自治体が取り組んでいる防災訓練には全て参加し、各自治体との緊密な連携を確認し関係を深めてきています。

 また、近年IoT、RPA、AIなどのICTソリューションが急速に進展しており、自治体や企業が抱える各種課題に対しこれらの活用を提案するなど、自社業務も含めNTTグループ全体でデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
 福島支店においても、稲の生育状況の把握や圃場の水位監視といった生産者の課題を、各種センサやカメラなどを用いて解決する農業IoTサービスや、働き方改革に伴い業務効率化を検討するお客さまが増加する中、RPA(商品名Win Actor)により定型的な繰返し作業や大量データを扱う作業を自動で行うソリューション、そして最新型のAIカメラを活用した小売店舗向け万引き防止AIサービスなど、様々なICTソリューションの提供でお客様の課題解決に取り組んでいます。

 さて、いよいよ来年には東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、野球、ソフトボール競技が福島で行われることにより、福島は世界から大きく注目されることになります。NTT福島グループも一丸となって、この最高の舞台を演出するお手伝いに、全力で取り組んでまいります。

 今後も「地域とともに歩むICTソリューション企業」として、福島の皆様を全力でサポートするとともに、福島での通信事業の新たな未来を切り拓いていきたいと考えています。

 これらの取り組みを進めていくために、電友会の皆様にはお力添えをいただくことも多々あろうかと思います。今年も変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、貴会の今後益々のご発展と会員のみなさまのご健康・ご多幸を心より祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。