新しい年を迎え、会員の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 振り返りまして、昨年は、新型コロナウイルス感染と云う、未曽有の危機に振り回されて、日常の安全、安心な生活が脅かされた一年間でありましたが、一昨年の12月に、中国の武漢市で 発生したと云われている、新型コロナウイルスの感染者数は、今や全世界で8千万人を超え、死者数も170万人を超えており、日本国内に於いても、感染者数は、既に20万人を超えると共に、福島県内の感染者数も、大変残念ではありますが、800人を超えてしまい、感染拡大の勢いは、未だに衰えておりません。
 この様な状況下にあって、東北管内における電友会の会員が、感染したとの情報は、入ってきておりませんので、大変喜ばしい事であると共に、日常の生活において、会員の皆様一人ひとりが感染防止策を徹底して、励行されている証であろうと思っております。

 この様な事から、私達の電友会活動でありますが、昨年の1月23日に開催した、新年会を最後に、以降に開催予定の総会、全体役員会、及びOB・OG交流会等、いわゆる「3密」となる集会等は、全て中止にせざるを得ませんでした。また、当初は休会しておりました、各サークルの活動状況でありますが、昨年の第二四半期当たりから、主に屋外で行うサークルは感染防止策を徹底して、随時活動をスタートしておりましたが、主に屋内で行うサークルについても、マスク、手洗い等の徹底及び、「3密」を遵守しながら、徐々に活動をスタートしつつある所であります。
 この様な中にあって、昨年の11月12日に、感染予防策を遵守しつつ、花園ビルで全体役員会を開催して、意識合わせを行いました。会議の主な内容でありますが、令和2年度上期の活動・予算の執行状況の共有化及び下期に向けての、会員拡大等、重点施策の具体的取り組み方法について、議論を行いました。
 また、役員会の総意として、今年1月に開催予定の、新年会は、大変残念ではありますが、コロナ感染拡大の現状から、中止にせざるを得ないとの結論に至りました。 今年も、まだまだ何かと不安な日常生活が続くと思いますが、感染防止の特効薬になると思われる新型ワクチンの早期開発を期待しつつも、最終的には、自分の身体は自分で守るを「モットー」として、安全、安心な日常生活を創造出来るのは、自分自身である事を心がけて、日々コロナと闘いつつ、一日でも早い平穏な日常生活の到来を待ちましょう。

 最後になりますが、皆様の益々のご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とします。


           電友会だより 第53号 より (令和3年1月1日 発行)



謹賀新年

   年頭にあたって

福島地区電友会
会 長 斉藤 政夫