年頭のご挨拶

 NTT東日本 理事
福島支店長 山貫 昭子
新年あけましておめでとうございます。

 福島地区電友会の皆さまには、日頃からNTT福島グループの事業運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年は新型コロナウイルスが猛威を振るった一年でした。福島県においても3月に県内初めてとなる感染者が確認されて以降、第二波・三波と感染拡大の波が押し寄せ、終息にはまだ時間を要しそうです。
 そのような中、NTT東日本グループでは、2月に新型コロナウイルス対策本部を設置し、自らの感染防止策を徹底しながら、情報通信事業者としての「つなぐ使命」を遂行し、地域に寄り添った活動を行ってきました。福島グループでも、まず社内において在宅勤務やテレワークの推進、社内外の会議・研修のオンライン化、記者会見や各種発表会のリモート開催など、「リモート」を中心とした新しい働き方を実践してきました。試行錯誤や課題もありつつも、移動時間削減による効率化や利便性、距離に影響されない交流促進などリモートならではの価値を実感し、その経験をもちながらコロナ影響下のお客さまの課題解決にあたりました。自治体や企業のテレワーク、リモート営業、学校や塾のリモート授業、イベントのリモート開催や、患者急増に対応する保健所・病院のICT環境など、お客さまの様々な営みを数多く支援してきました。

 今年は東日本大震災と原発事故から丸10年となります。社会の「リモート化」「デジタル化」はコロナ対応のためだけではなく、人出不足を補い、距離の壁をなくし、これからの東北・福島にとって大きな力となりチャンスともなります。NTT福島グループは、コロナ禍で再認識された「直接対面」の貴重性・価値も大切にしつつ、ICTとグループの総合力で地域を支え、福島の一層の復興、創生、持続的成長に貢献して参ります。皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。

 また、昨年はNHK朝の連続テレビ小説「エール」の放送に福島が沸いた年でもありました。ドラマの主人公のモデル古関裕而氏にまつわるイベント等が各所で行われるなか、NTT大町ビルにおいて商工会議所等と連携した展示施設「古関裕而まちなか青春館」を約半年にわたって開館し、全国から2万人以上のお客さまにご来訪いただきました。青春館とあわせ街を散策される方も多く、街の賑わいにも貢献できたのは嬉しいことでした。
 前回の東京オリンピックと関わりの深い古関氏にちなみ、「青春館」の一角でNTTグループの東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みも紹介させていただきました。延期となった聖火リレー、オリンピック・パラリンピックが今年は無事開催され、地域の皆さまとともに楽しめることを願っています。

 結びに、福島地区電友会の益々のご発展、会員の皆さまのご健康・ご多幸を心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 ※NTT東日本福島支店は昨年10月「facebook」に公式ページを開設しました。 支店の活動紹介や地域情報の発信を通じて、地域の皆さまとのリレーション深化、ビジネス拡大、地域活性化につなげてまいります。是非ご覧ください。
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