年頭のご挨拶

東日本電信電話株式会社
福 島 支 店
支店長 山 内  功

 新年明けましておめでとうございます。
電友会の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えの
こととお慶び申し上げます。
 また、旧年中はNTTグループの事業運営に格別のご理解と
ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 NTT東日本グループの東北における事業連営は、現在、6県域を
1つの組織として行っておりますが、この体制は今年で3年目を迎えます。
 これまで、県域間の連携や業務の効率化等を推進しながら、地域の動向やお客様のニーズに的確に対応した活動を展開してきており、収支面でもようやくオール東北での黒字化が展望できる状況となってきました。

 福島県においては、東日本大震災からの復興の動きとして、昨年、常磐自動車道の通行規制解除や楢葉町の避難指示解除などが行われましたが、NTT福島グループは、地城の情報通信基盤を担う事業者として、既存の情報通信設備の復旧のほか、防犯カメラの設置や中間貯蔵施設へのルートにおける空間線量モニタリングシステムの構築といった取り組みを実施しました。
 本格的な復興に向けて、平成28年度からは「復興・創生期間」としての取り組みが新たに始まりますので、NTT福島グループとしては、復興の動きを加速させるべく、各地域における情報通信サービスの確保・構築に積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 また、復興への取り組みのほか、自治体・企業・住民のみなさまとの連携・コミュニケーションをしっかりと図りながら、防災、観光、教育、医療・健康、情報セキュリティなど、多様な観点において情報通信サービスがお役に立てるよう様々な取り組みを展開し、安心・快適な地域社会の実現、地方創生の取り組みの推進をサポートしてまいりたいと思います。

 なお、こうした福島県内での事業運営を行うにあたっては、県内各地域のコミュニティでご活躍されている電友会の皆様のお力添えをいただくことが是非とも必要となりますので、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、貴会の今後益々のご発展と会員の皆様のご健康・ ご多幸を心より祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。