新年明けましておめでとうございます。
 年頭に当たり、会員の皆様 そしてご家族の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 2015年は国際的には、ISのテロリストにより、全世界が振り回された1年でしたが、国内的には、安保法案、TPPの問題が毎日のようにテレビ、新聞等で報じられた年でもありました。
 そして県内的には、震災、原発事故後4年が経過した年でしたが、復興の歩みが進む一方で、除染の問題、避難者の問題、更には第一原発の廃炉の問題等、残念ですがいまだに先が見えない状況にあることも事実であります。

 さて、NTT東日本においては、経営ブロックの見直し後における事業戦略等の変革を軌道に乗せる年でもありましたが、併行して私たち電友会といたしましても、NTT-OBの組織として、NTTの応援団としての活動内容をある程度進化させる時期にきているのかもしれません。
 平成27年度の活動計画は、“心豊かに健やかに・ますます輝く毎日を”を基本方針としてスタートしましたが、年が明けて今年度も残すところ3ケ月となりましたことから、活動における重点的取組み事項の現状等について会員の皆様にご報告を致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 第1点の“全員参画型による活動の活性化をめざしで”でありますが、活動の原点となります新規会員拡大の取り組みにつきましては、東北地本の統一施策に福島支部及び福島地区の独自施策を連動して取り組みました結果、昨年末で会員5名の純増(新規12名・退会7名)となり、一定の成果を上げたと考えております。
 ご協力を頂きました会員の皆様、大変有難うございました。
 そして新規会員になって頂きました皆様どうぞ宜しくお願い致します。

 また、活動の活性化には欠かせないコミュニケーションの場として、毎年各種集会(総会、観桜会、文化講演会、記念日を祝う会、新年会)の開催及びサークル活動の推進に力を注いでまいりましたが、各種集会への参加者は年々固定化と減少化傾向にあり、会員の皆様の平均参加率は30%弱の状況、サークル活動への参加率は40%弱の状況となっております。
 人間、殆どの人は年を重ねるに連れ、家庭の外に出掛けて行動を起こすことが「おっくう」になりがちになると思いますが、日々の生活の中に「行くところがある・会う人がいる・する事がある」少しでも目的のある毎日を送って行くことが肝要かと思っております。
 その為には、今後とも、私たち役員が一丸となって各種集会内容の充実、更には新規サークル活動の立ち上げ等に取り組み、会員の皆様が出来る限り参加し易い雰囲気を創造していく事が重要と考えておりますので、今後とも皆様のご協力の程、宜しくお願い致します。

 第2点目の“NTT及びNTTグループ諸施策への協力と連携強化”でありますが、現在行っているNTTへの実質的支援活動等としましては、販売情報の提供、不良設備情報の提供、NTTCSR活動(環境クリーン活動)への参加、更には受託業務ではありますが、無人交換所の除草作業等です。情報の提供件数につきましては、残念ですが相変わらず低調な状況となっておりますので、会員の皆様の今後更なるご協力をお願いいたします。

 また、NTTCSR活動への参加については、昨年の11月28日に電友吾妻会と合同で20名が参加して、NTT及びグループ企業の社員等総勢80名の態勢で福島市街地のパセオ通り等のゴミ、空き缶及び落ち葉等の清掃を実施してきました。
 各商店の皆様から「ご苦労様です」の声を掛けて頂き、NTTの社会貢献活動に対して、少しはご理解を頂けたと思っています。
 NTTの現役社員が減少している中で、今後はこの様な活動への積極的参加が更に重要になってくると思っております。

 冒頭でも述べましたように今後におけるNTTへの協力及び支援活動については、東北地本等と内容の見直し等を含めて議論していきたいと思っています。
 最後になりますが、会員の皆様のご健勝とNTT及びNTTグループ企業及び電友会の今後益々の発展を祈念して、ご挨拶と致します。

                   電友会だより 第43号 より (平成28年1月1日 発行)


謹賀新年

   年頭にあたって

福島地区電友会
会 長 斉藤 政夫