着任のご挨拶

東日本電信電話株式会社
福 島 支 店
支店長 山内 功

 福島地区電友会の皆様におかれましては、日頃より
弊社事業に多大なるご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 私は7月1日に福島支店長として着任いたしました。
前職では情報通信技術(ICT)に関連した各種調査・研究やコンサルティングなどを行っている㈱情報通信総合研究所というグループ会社に出向しており、それ以前はNTTの持株会社に勤務していましたので、NTT東日本で勤務するのは7年振りとなります。

 出身は郡山市で、そこで中学の途中まで過ごしました。NTT入社後は、東北管内では青森県の十和田市、宮城県の仙台市と石巻市、山形市で勤務しましたが、なかなか福島県で勤務する機会がなく、今回、生まれ故郷の福島県で仕事をさせていただけることは大変ありがたく、やりがいと責任の重さを強く感じています。

 私が今後仕事をしていく上で特に意識して取り組んでいきたいと考えているのは、多様な場面でICTを活用していただけるよう、環境の整備やサービス・商品の提供を積極的に行っていくことです。
県内では、原発に伴う長期的な帰還困難や風評被害といった大きな課題がある中、震災からの本格的な復興に向けて様々な取り組みが展開されていますが、ICTを最大限に有効活用していただくことによって、復興のスピードを加速させることができたらと考えています。

 また、各自治体様では、人口減少と高齢化が進む中でいかにして地域の活力を高めていくか、いわゆる地方創生の戦略が検討されています。新たな仕事を作り安心して働くことができる環境の構築、地方への新しい人の流れを生み出す仕組みの構築、時代の流れに応じた新たな地域作りや地域間連携の強化など、ここでもICTが貢献できる分野・領域はたくさんあるものと考えています。

 このほか、県民のみなさまの生活を一層便利で豊かにすることや、情報ネットワークやシステムの高度化等による各企業様の業績の向上、災害への備えや地球環境問題への対応など、ICTがお役に立てる場面は数多くあるものと認識しています。

 こうした観点から、一つひとつの取り組みを着実に推進しつつ、これまで諸先輩の努力により築き上げてきた「安心・安全・信頼」というNTTグループのブランド力に更に磨きを掛けて、福島県の発展に向けて精一杯取り組んで参る所存ですので、貴会の引き続きのお力添えをよろしくお願い申し上げます。

 最後に、貴会の今後益々のご発展、並びに会員の皆様のご健康とご活躍を祈念申し上げまして、着任の挨拶とさせていただきます。